おすすめの日本食を紹介しよう
「めやす」マスター研修2014、独、西、露、中の4言語の教員から構成する第4グループのプランである。来日した海外の人に身近な日本食を紹介するウェブサイトやパンフレットを作り、役場やホテルを通してアクセスしてもらうというもの。相手の興味関心を考慮して伝えることで自他理解が深まる。
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単元目標
日本の○○を訪れる△△人に、おすすめの日本食を紹介するwebサイトを作成し、その情報を載せたパンフレットを地域の役場やホテルに置いてもらう。
■この単元案のセールスポイント
・ テーマ設定が身近なので、初学者でも取り組みやすい。
・ 相手国の文化だけではなく、日本あるいは自分が住んでいる地域の文化についても知る機会になる。
・ 外国語そのものについての知識よりも文化理解をより重視しているため、外国語学習のモチベーションアップの良いきっかけとなるかも!
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
まだ実践していません。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
第2外国語で学習している生徒・学生が教室で実施可能なプランを考えました。また、比較的容易に相手国の文化を理解することができるからです。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
暗記が苦手な学生・生徒でも積極的に楽しく学習に取り組むことができると予想しています。学生・生徒の間でお互いの苦手な部分を補い合うことを期待しています。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
著作権遵守に関するガイダンスが必要になると思いますが、初学者に対しても容易に導入できるプランになっていると思います。プロジェクト学習の第一歩として最適だと思います。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
教科書とノートだけの学習で生徒が退屈しているなと感じている先生に、是非実践してもらいたいプロジェクトです。コンピュータが苦手な方にとっては、最終目標をポスター作成に置き換えて実践してみても、目的を十分達成できるのではないかと思います。また、webサイトを公開するということにこだわらず、例えばFacebookに掲載しても良いのではと思います。実現可能な範囲でのアレンジもやりやすいプランだと思いますので、是非お試しください!
執筆者
第4グループは田原憲和(タハラ・ノリカズ)立命館大学准教授・ドイツ語、ナカガワ・マルガリータ大阪大学特任教員・スペイン語、依田幸子(ヨダ・サチコ)北海道札幌西陵高等学校教諭・ロシア語と国語、鈴木慶夏(スズキ・ケイカ)釧路公立大学教授・中国語から構成。肩書きは参加当時。