Leaning a foreign language (中学1年生―既習者クラス)
検定試験に合格することだけを目標とせずに、英語によるコミュニケーションを楽しみ、外国語を使って情報収集することの重要性を理解することを目標に設定。英語の勉強方法についてALTにインタビューし、英語または日本語でまとめる活動となっている。ALTとの「つながり」がその先へ広がってほしい。
Category
- 言語
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- 英語
- 対象
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- 中高生
- 活動タイプ
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- インタビュー
- プレゼンテーション
- 交流
- 資料制作
- アウトプット
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- ポスター
- レポートや作文
- ワークシート
- 話題分野
-
- ことば
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単元目標
学習レベル 3
○ 英語の勉強の仕方についてALT教員にインタビューをしることができる。
○ インタビューした内容を英語または日本語を使ってまとめることができる。
○ 検定試験に合格することだけを英語学習の目標とせずに、英語によるコミュニケーションを楽しみ、外国語を使用して情報収集することの重要性を理解することができる。
<この単元案のセールスポイント>
身近にいるALTの先生と「つながる」ことで、外国語を使って今後「つながり」を広げていくきっかけになるところだと思います。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
取り組んでいる途中のもので、現在インタビューが終了した段階です。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
検定対策の授業を実施することについては学校の方針であると理解していますが、一教師としては検定の結果は学習成果の一部でしかないと考えています。生徒の英語学習の目標をより高く、そして豊に設定できるよう、英検対策問題集の題材をスタートに4技能統合型の単元を実施しようと考えました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
インタビューは楽しんでいるようでした。保護者さんにも今どんなことをやっているのか、話してくれているようです。また、パラグラフの分析を今までの授業で行ってきましたが、なぜそのようなことをする必要があるのか、書いてみるとなって初めて分かったようです。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
インタビューはALTの先生に行う前に、クラス内で生徒同士のインタビューを短いものでもよいので何回か練習しておく必要があると感じました。
めやすと取り入れることにより、自分の授業を綿密に計画し分析することになります。生徒たちもインタビュー・サーベイが遊びではなく、学びの一環であると意識してくれたと思います。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
中1でしかも限られた授業数という制限の中でめやすを取り入れた授業をすることは当初困難に思われましたが、完璧ではなくても「とりあえずやってみる」という発想でこの単元をスタートしました。めやすを基にした授業は、一見かなりの背伸びに感じるかもしれませんが、とりあえずやってみるという感覚で始めてもよいと思います。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、佼成学園女子中学校・高等学校教諭。今英語を担当しているがフランス語教師のアイデンティティを持つと言う。「東京外国語大学フランス語サマースクール2013」の講師プロフィールに以下の一言が書かれている。 「フランスには合計10年ほど滞在していました。思えば長いフランス語との付き合いも、初めは「最悪」の一言。学習当初は動詞の活用や発音 に泣かされ、こんな難しい言語がこの世に存在していいのかと本気で自問自答しました。今思えばこの経験のおかげでフランス語の教授法や学習方法に興味を抱くようになり、 現在に至ってます。 」 http://www.tufs.ac.jp/st/club/summer/prof.html