中国の高校生たちがやってくる!

中国の高校生たちがやってくる!

須田美知子(すだ  みちこ)

須田美知子(すだ みちこ)

中国の高校生による半日や一日の学校訪問を受け入れる機会が多くなってきた。そんな時のために、自分の学校を紹介するスライドショーを作り、上映できるようにすれば交流会も充実したものとなる。高校生が馴染んでいるスマホで撮影したり、模範音声やナレーションを録音したりと気軽に取り組める。

2012年11月30日

Category

言語
  • 中国語
対象
  • 中高生
活動タイプ
  • 交流
  • 資料制作
アウトプット
  • スライド
話題分野
  • 学校生活

Tags

  • スマホ
  • 交流会
  • 学校紹介
  • 発表

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単元目標

中国の高校生を迎えての交流会に向けて、自分の学校を紹介するスライドショーを作り、交流会で上映する。準備の過程で中国の高校生活について理解を深めることで、当日の交流をより有意義なものにすることができる。

インタビュー

このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。

写真を撮って、学校紹介文を教師の手助けによって書き、スライドショーを行った活動は実践したものです。具体的に決まっているわけではありませんが、可能性はあると思います。

どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。

ある年の夏休みに中国から高校生が日本に来て、急遽本校に半日交流会を開いてくれないかと依頼がありました。本当に急だったので、こちらの準備したものは吹奏楽部の演奏と、中国語スピーチコンテストに出場した生徒の発表、それとクラブ活動の体験のみでした。そこで、次にこういう機会があれば、生徒が作ったスライドショーで学校紹介ができるのではないか、と考えたことからこのプランを作りました。

実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。

携帯電話を使って写真を撮ったり、携帯電話に教師の模範朗読を録音して練習したり、自分たちが考えて読んだナレーションを録音したりしたことは、そのアイディアも生徒から出てきたものだけに、喜んで取り組みました。その後、来校する学校が残念ながら具体的にないので、実際の反応を見ることができていませんが、その時よりも携帯電話事情がさらに進み、大半がスマートフォンユーザーになっているので、実践しやすくなったと思います。パソコンがないからインターネットで検索できないと言っていた生徒も手軽にそれができるようになりました。ぜひまたそういう機会がくることを願っています。

このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。

21世紀スキルを取り入れたプランが作れたという点では、評価できると思います。結果的にスマートフォンの時代を迎えることになったので、実践しやすくなりましたが、どうしても億劫な気持ちになるのが正直なところだと思います。そこは勇気を出して一歩踏み出すことが課題になると思います。

同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。

とにかく、一度やってみよう、こんなにもたくさんの教師たちが実践しているのだから、と思えるように、実践者を増やすことはもちろん、みんなに宣伝することが必要だと思います。効果は必ず見えると思います。何より、「学習のめやす」は私のマンネリの授業に「喝!」を入れてくれる存在です。

執筆者

須田美知子(すだ  みちこ)

須田美知子(すだ みちこ)

東大阪市立日新高等学校

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