多様な生活背景をもつ人々に、社交的に自己紹介する
外国語能力以前に母語の表現力を鍛える発想の活動である。日本全国からの学生と海外からの留学生を含むクラスで「感じよく」自己紹介ができることを目標に、「感じよさ」の決め手を学生自身に考えさせている。学習言語に関係なく使えて、ローカル志向の学生にグローバル的な視野を提供できる。
Category
- 言語
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- 中国語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- プレゼンテーション
- アウトプット
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- レポートや作文
- 話題分野
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単元目標
学習レベル3
自分や自分の出身地の特徴(地理・気候・特産……)、現在の趣味・関心(サークル・アルバイト……)等を、全国各地から来ている学生と海外からの留学生を含むクラスで「感じよく」紹介することができる。
<この単元案のセールスポイント>
学習言語に関係なく使える。
ローカル志向の学生にグローバル的な視野を提供できる。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
一部を実践ずみです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
留学生がクラスに来たので日本語で自己紹介を行ったら、授業後に留学生から「このクラス、冷たい…」と言われた。疎外感を覚えたようである。
海外に興味がなくても、行く予定がなくても、国内で外国人にわかりやすい日本語を使う必要があることを認識してほしい。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
「外国語を学習するには、前提として、正確でわかりやすい日本語を使えなければならないし、それができると日本語から外国語にしやすくなる」ことを少し実感できたかもしれません。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
一部のみ実践ずみで、試行錯誤中です。
最終的には、状況に即した中国語談話文法の習得を目指しています。
その過程として、第一言語(多くの学習者の場合日本語)を基盤とする言語運用能力と対人関係を構築する意識を向上させたいです。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
私がお願いしたいです。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、釧路公立大学教授。「めやす」のコミュニケーション能力指標をベースにした山崎直樹教授(関西大学)の科研プロジェクト「中国語コミュニケーション文法を考える」メンバー http://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~ymzknk/