グローバルな問題を自分のものとして考える
グローバルな問題を自分のものとして考える
この単元でめざしたかったことは、生徒が地球規模の問題を「遠くて自分とは関係のないこと」ではなく、「自分の問題」として捉える、ということであった。「福島へ」があったからこそ、単元のまとめの活動として、リサーチの結果発表や事実の報告にとどまらず、詩を書く、という気持ちとつながる活動ができた。感情とつなげる、その時、言葉は力をもつのではないか。
ニシムラ・パーク葉子 | |
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オーストラリア・NSW州教育地域社会省中等教育部アジア言語学習推進プログラム支援オフィサー | |
1990年、ハイスクールの日本語教師として渡豪。1998年よりNSW州教育地域社会省勤務。外国語としての日本語の教材開発を専門とし、現在アジア言語を奨励する企画等を進める。共書に日本語の教科書「未来」シリーズ、「iiTomo」シリーズ (Pearson Education) がある。ここ数年、継承語としての日本語教育に携わりこの分野における教材開発に意欲を示す。 |
教材づくりで大切にしていること
ニシムラ・パーク葉子
2021.06.15
グローバルな問題を自分のものとして考える
ニシムラ・パーク葉子
社会との関わりをうむプロジェクト
稲原教子