酪農
らくのう
Dairy Farming
日本では、高度成長期の食生活の洋風化に伴い、牛乳・乳製品の消費量は急増した。一人あたりの消費量は、1960年の年間22キログラムから、1998年には92kgまで大きく伸びている。1999年度の生乳生産量は約860万トンだった。そのうち、約60%が飲用牛乳となり、残りがチーズやバターなどの乳製品に加工される。
日本で酪農が最も盛んなのは北海道だ。北海道は生乳生産量の40%強のシェアを占めている。ただし、飲用牛乳に限ってみれば、北海道のシェアは8%で、北海道以外に、神奈川県、千葉県、愛知県、兵庫県、栃木県なども多く生産している。
酪農家の数は1963年に42万戸でピークに達し、その後合理化、集約化、大型化が進んだ結果、酪農家は減少した。2,000年現在、約39000戸である。
資料:農林水産省「畜産統計」「牛乳乳製品統計」 |
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