学習指導要領
がくしゅう しどう ようりょう
학습지도요령(学習指導要領)


 学習指導要領とは、文部科学大臣が告示する学校教育の教育課程の基準である。各学校では学習指導要領に従った教育を行うことが求められており、幼稚園、小学校、中学校、高校の段階別に作成されている。また、各教科・科目について卒業までに履修すべき単位数およびその履修方法についても定められている。
 高校学習指導要領の「普通教育に関する教科」には、国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭、情報について書かれている。「専門教育に関する各教科」には、農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉、理数、体育、音楽、美術、英語について書かれている。
 これらの教科のほかに、「特別活動」として、ホームルーム活動《→ホームルーム》、生徒会活動《→生徒会》のほか、入学式《→入学式》や卒業式《→卒業式》などの儀式的行事、文化祭《→文化祭・学校祭》などの学芸的行事、体育祭・運動会《→体育祭・運動会》や、避難訓練などの健康安全・体育的行事、修学旅行《→修学旅行》などの旅行・集団宿泊的行事、学校の清掃や地域活動《→地域活動》などの勤労生産・奉仕的行事などの学校行事について望ましい活動の内容などが書かれている。教科外の学校生活において、望ましい集団活動を通して心身の調和の取れた発達と個性の伸張を図り、人間としてのあり方や生き方を考えさせることを目標にしている。
 学習指導要領はおおむね10年ごとに改訂されている。最近の改訂は、1998年に行われたもので、小中学校では2002年から、高校では2003年度から実施されることになっている。
なお、ここで記述した学習指導要領の内容は2003年度から実施される高校用を参考にした。
学習指導要領ホームページ
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301.htm





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