ロシアと日本の人気の出会いの場について話し合おう
「めやす」マスター研修2014、事前課題として報告された実践プラン。ロシアから高校生グループの訪問を受ける機会に、日露双方の若者にとってホットな話題である「出会い」について話し合い、互いの相違点と共通点についてロシア語で意見交換するというもの。「名詞の前置格」の定着活動として活用。
Category
- 言語
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- ロシア語
- 対象
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- 中高生
- 活動タイプ
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- インタビュー
- プレゼンテーション
- 交流
- 資料調査
- アウトプット
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- 話題分野
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- 人とのつきあい
- 趣味と遊び
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単元目標
<場面状況>
F高校ではロシアから高校生グループの訪問を受けることになった。ロシア語の授業に来て頂いたとき、日露の若者にとっての「出会い」というホットな話題について話し合い、それぞれの国の相違点と共通点についてロシア語で意見交換する。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
このプランは高校3年生のクラスで実践したものです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
このプランを作った目的は以下の通りです。
•「出会い」という思春期の高校生が興味の持てるトピックからロシア語への関心を引き出すこと
•既学習した文法の復習すること
•来日する高校生と交流を深めること
•世論調査のデータを使って、ロシアの事情を紹介する
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
好評だったと思います。一人ひとりが発言する機会がありました。
すでに学習した文法をうまく活用していました。お互いの文化に新しい発見があったので、盛り上がりました。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
うまくいったと思います。参加者の回答を黒板に書いて、結果をまとめました。その結果から今回の参加者の傾向がはっきりわかりました。ロシアで行った世論調査のデータとの比較もしました。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
生徒は事前準備の必要がありません。実施した目的の一つは「名詞の前置格」というロシア語の文法を定着させることです。「前置格」という文法項目がない言語では行う意味がありません。また、その言語圏の「出会いの場」というデータを見つける必要があります。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、富山県立伏木高等学校及び富山大学でロシア語の講師を務める。「「外国語学習のめやす―ロシア語教育用―」(2015.3冊子発行)作成プロジェクトサブリーダー。日露教師合同研修(2015.8)コーディネーター。