ゲストに聞こうロシアの○○!
訪日するロシアの高校生に、食、学校生活、趣味などについてロシア語で質問し、得られた情報を整理し、パワーポイントを作ってプレゼンしたり、学校のHPで発信したりすることを通じて、日露文化の相違について理解を深めることができる。ネイティブが一人いれば実施可能で、協働学習にも適している。
Category
- 言語
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- ロシア語
- 対象
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- 中高生
- 活動タイプ
-
- インタビュー
- プレゼンテーション
- 交流
- 資料制作
- アウトプット
-
- スライド
- ワークシート
- 記事
- 音声作品
- 話題分野
-
- 趣味と遊び
- 食
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単元目標
学習レベル 1・2
訪日するロシアの高校生に、トピック(食、学校生活、趣味など)に関する質問をロシア語で行い、協働活動を通して得られた情報を整理し、プレゼンテーションする。活動の結果を、学校HPを通して発信し、ロシア文化と日本文化の異同に関する理解を深める。
<この単元案のセールスポイント>
・日本で使われているどの言語でも、特別な環境でなくてもネイティブが1人でもいれば実施可能な活動である。
・学生の関心が引き出せる。
・交流を通じて相互理解を深めることができる。
・協働活動ができる。
・比較が活動の中心になるため、自文化を見直すきっかけとなる。
・パワーポイント作成が苦手な学生もグループ活動の中に学ぶことができる。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
実施したものです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
毎年、ロシアの学校から生徒を受け入れ、ロシア語の授業に参加してもらっています。その授業をより有意義な時間にするために考えたプランです。また、ロシアの生徒を迎えるためのモチベーションをあげる目的で作りました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
思ったより反応が良かったです。37人中に36人がこの企画をやってよかったと答えました。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
初めて実施したので、学生のお手本になる質問事項、ワークシート、PPTなどがありませんでした。口頭で説明するだけで、イメージするのが難しかったと思います。生徒が考えた質問の露訳、録音、送信等の作業にずいぶん時間がかかりました。実際に、音声ファイルを聞いて練習した学生が多くありませんでした。今後、代わりになる方法を考える必要があります。
学生のモチベーションを高める効果があったと思います。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
入門レーベルの学生を対象にするより、初級レーベル以上の学生と実施した方がよりスムーズに作業が進みます。教員の負担も少し減ります。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、富山県立伏木高等学校及び富山大学でロシア語の講師を務める。「「外国語学習のめやす―ロシア語教育用―」(2015.3冊子発行)作成プロジェクトサブリーダー。日露教師合同研修(2015.8)コーディネーター。