関西を旅行するドイツ人のためにオススメのスポットやグルメを紹介してみよう!
ドイツ語を学ぶ初学者向けのプランです。授業で習ったドイツ語の語彙、文法、会話を応用しながら、日本のおすすめスポットやグルメについてPPを作成するプロジェクトワークを取り入れた実践。簡単なドイツ語の知識しかない学生でもドイツ語のプレゼンができるようになります。
Category
- 言語
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- ドイツ語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- プレゼンテーション
- 作品制作
- アウトプット
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- スライド
- 記事
- 話題分野
-
- ことば
- 交通と旅行
- 食
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単元目標
・プロジェクト学習までに教科書で習ったドイツ語を総合的に運用すること。
・実際にドイツ人に伝えることを想定して、日本の文化をわかりやすく、簡潔に説明するにはどうすれば良いか(写真を使う、ガイドブックなどを参考にする等)創意工夫する。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
実際に大学の第2外国語の授業で実践したプランです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
以前からプロジェクトワークをクラスで導入してみたいと考えていて、プロジェクトワークに入るまでの授業の流れが出来るだけ自然になるようにすれば学生もまだ取っ付きやすいのではないかと考え、プロジェクトワークに入るまで使用していた教科書の内容とテーマを踏まえてプランを練りました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
思いの外スムーズに進み、学生たちの積極性が見られました。自分でドイツ語のテキストを作る難しさ、チームでプレゼンを作る大変さなど各グループそれぞれ苦労した点は違ったみたいですが、どのチームも最後まで諦めずにプレゼンを完成させてきたのが印象的でした。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
初めてプロジェクトワークを実践しましたが、学生たちがよく頑張ってくれたおかげでこちらもスムーズにプランを進めることができました。ただ、準備や各グループが考えたドイツ語原稿の添削などに時間がかかりすぎた点はもっと効率的な方法があったのではないかと思う。プロジェクトワークはとにかく学生たちが自らの力で「外国語を運用する」能力を試されるので、外国語学習の本質を学生たちが実感することができると感じた。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
目標分解表などを使って、プロジェクトワークを通しての小目標、中目標などを細かく設定し確実に授業を進めていくことが大切だと感じます。あとは、学生のやる気を損なわないようにこちらが指示を出しすぎず、進捗を見守る姿勢も必要だと感じました。
執筆者
兵庫県立大学ドイツ語教師、「めやす共同プランニング」メンバー。「Let's めやす」とは、阪上彩子氏を中心に、1年間オンラインで「めやす」での教え方、プロジェクトワークについていろいろな語学の教員と共同設計し実践するというプロジェクトです。