スペインのマドリードまたはバルセロナのどちらかとサンセバスチャンに行くつもりで旅行計画を作ろう
学習言語が話されている地域に旅行に「いくつもりで」調べたり、計画を立てたり、学習言語も交えて発表するという活動です。実践者によると、バーチャルであっても、実際に現地に行ったかと思われるような、具体的で現実的な発表が出来ていました。調べた地域に対する理解を深めながら、楽しく自然な形で学習言語を使う実践となっています。
Category
- 言語
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- スペイン語
- 対象
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- 中高生
- 活動タイプ
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- プレゼンテーション
- 資料制作
- 資料調査
- アウトプット
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- コメント
- スライド
- 話題分野
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- 交通と旅行
- 地域社会と世界
- 食
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単元目標
学習者レベル ( レベル1) )
① マドリードやバルセロナ、そしてサンセバスチャン等のスペインの都市の情報を収集することによって、バーチャル体験ができスペイン語、スペインに対して興味、理解を深めることができる
② 地名や建物名、料理名などをスペイン語で読め、発音することができる
③ 簡単なスペイン語を使って発表することができる(初めの挨拶、終わりの言葉等でもよい)
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
実践しました
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
毎年、このクラスはこういった「調べ学習」を行っている。今回は調べる場所を限定した。同じ都市を調べることによって、発表時に他のグループとの比較ができ情報も共有でき。より深く学べるのではないかと考えた。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
ネットやガイドブック、現地のパンフレットなどを参考に、かなり自由に自分たちの旅行計画を作成できるので、どの生徒もとても楽しそうに取り組んでいたように思う。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
「シナリオ」などを使ったので深く内容の濃い「調べ学習」ができたと思う。が生徒の発表を聞きながら、採点することは難しくほとんど出来なかった。これからの課題としては評価のつけ方、また授業時間をかなり費やしたので、時間的な問題があると思う。効果は「シナリオ」などがあるので、指示が明確に伝わったことだと思う。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
生徒にとって勉強になり、やっとよかった思えるテーマであることが勿論大事だが、導いていく自分が興味の持てるテーマであることがまず第一だと思う。
執筆者
兵庫県立国際高等学校スペイン語教師。「めやす共同プランニング」メンバー。「めやす共同プランニング」とは、「めやす」マスターの阪上彩子氏を中心とする「Let‘sめやす」グループが、1年間オンラインで「めやす」での教え方、プロジェクトワークについていろいろな語学の教員と共同設計し実践するというプロジェクトです。