水原の学生に聞こう!水原のあれこれ(水原の大学生事情)
現地研修である「フィールドスタディーズ」の課題を、訪問地「水原」の韓国人学生に手伝ってもらうことを主な交流のテーマと設定し、交流の成果を帰国後動画にまとめることを達成目標としている。課題遂行には意思疎通が不可欠な状況をつくり、事前レクチャーや質問項目の準備を行なっている。
Category
- 言語
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- 韓国語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- インタビュー
- フィールドワーク
- 交流
- 作品制作
- アウトプット
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- スライド
- 動画作品
- 話題分野
-
- 学校生活
- 日常生活
- 自分と身近な人びと
- 趣味と遊び
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単元目標
学習レベル 1~2(学習者によってばらつきアリ)
○ 本学は隔年で開講している現地研修「フィールドスタディーズ」という授業がある。今回の訪問地であるソウルと水原であるが、水原では水原の大学(東南保健大学校観光日本語科)を訪問し、日本人の学生に課しているフィールドワークの課題を韓国人学生に手伝ってもらうことを主な交流のテーマとし、帰国後その成果を動画にまとめることを達成目標とした。
○ 課題として課している動画の内容は「水原の観光資源」もしくは「同世代の学生の暮らし」であるため、そこ2点を中心に意思疎通ができるように事前に教員がレクチャーを行ったり、各自事前知識を学習させたり、グループで質問項目を考えさせた。
<この単元案のセールスポイント>
上述したようにG5の夏の研修を現場に持ち帰ってそのまま実践した活動です。2つのプランから課題の動画作りの主題をチョイスさせるという逃げ道を作ったことが結果的に天候や経験、モチベーションなどを考慮した場合大きな救いになっている。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
実施中のものです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
夏の研修会でメンバー全員が実践可能なプランを立てようという想定でプランを立てたものを本学の現場の実情に合わせてアレンジしました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
2コマ分の授業が台風でつぶれ準備時間が足りなかったり、フィールドワーク当日が大寒波(-10度)で外を歩くような環境になかったが、学生たちはおおむね満足していた。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
準備不足、経験不足を痛感した。(未修者のフォローなど)来年に同様のプログラムを実施しなくてはいけなくなるがその際はもう少し効果的な運営ができると考える。まだ最後の総轄的な評価までには至っていないが「つながる」大切さを終了後の満足げな学生の姿を見て痛感した。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
交流プログラムは事前の細やかな折衝が重要、相手とのグルーピングなどは時間がない中当日かなり適当に決めてしまったが、いろいろと考慮の余地があった。天候に左右されないプログラムも重要だと思う。準備時間が足りなくかなり焦ったので余裕を持った運営が必要かと思います。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、帝塚山学院大学教授。人文科学、哲学関係、宗教学宗教史学を専門とし、その一環として韓国文化論や韓国フィールドスタディーズの科目を担当し、韓国語教育にも取り組む。