郷土料理を知ろう、作ろう
大学で交換留学生として在籍している学生に、各地域の郷土料理を知ってもらうために、調査・発表し、一緒に作るというプランです。
実践者から「留学している地域のこと、学生の出身地のことをより知ることができること。世界の様々な料理を作り、食べることができ、楽しめること。」をセールスポイントとして挙げられました。
Category
- 言語
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- 日本語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- アンケート調査
- プレゼンテーション
- ライティング
- リーディング
- 交流
- 資料調査
- アウトプット
-
- スライド
- レポートや作文
- 話題分野
-
- 食
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単元目標
学習レベル 3
・愛知県の郷土料理について調査し、興味を持った料理を作ることができる。
・出身地の郷土料理について紹介し、興味を持った料理を作ることができる。
・郷土料理について、他の学生と意見交換できる。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
2018年度前期授業で実践しました。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
「プロジェクトワーク」という授業で、参加した学生とテーマ決めをしたときに「料理」が選ばれたため。
交換留学生のクラスで、半年、もしくは、1年のみ滞在する学生たちなので、留学した地域のことについてより詳しく知ってもらったり、関心を持ってもらいたいと思い、「郷土料理」を扱うのはどうかと提案しました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
愛知県の郷土料理については、全く知らなかったもの、知っていても食べたことがないものを調べたことや、調理したことでより身近なものに感じたようで、評判がよかったです。
国に帰って、家族や友達に作ってあげたいという声が多かったです。
学生の出身地の郷土料理については、自分の出身地のことについて改めて知る機会になったという声や、他の学生が自分の地域に関心を持ってくれてよかった。他の学生の地域のことを知ることができてよかったという声が多く、こちらも評判がよかったです。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
日本語の授業で「料理」をテーマにすることはよくありますが、「郷土料理」としたことで、留学している地域や自身の出身地のことをより詳しく知る機会になったのがよかったと思いました。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
愛知の郷土料理の調査や学生の出身地の郷土料理の紹介、調理実習では、学内の日本人や学外の学生の知り合いなどを招待して行えるとより意味のあるものになるかなと思います。
今回は参加してくれた人が少なかったので、もう少し招待できるとよかったですし、そのための準備などもできればよかったと思います。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修(2015)の修了者。参加当時は愛知県立大学非常勤講師(日本語担当)。