保健体育教育
ほけんたいいく きょういく
Health and physical education


 高校の学習指導要領《→学習指導要領》では、保健体育教育の目標を「心と体を一体としてとらえ、健康・安全や運動についての理解と運動の合理的な実践を通して、生涯にわたって計画的に運動に親しむ資質や能力を育てるとともに、健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向上を図り、明るく豊かで活力ある生活を営む態度を育てる」としている。
 「体育」および「保健」があり、2科目とも必修科目である。
 体育の授業は、中高校では、男女別に行われることが多い。内容は、体操や陸上競技、水泳のほか、サッカー、バスケットボール、バレーボールなどの各種球技が含まれる。選択制でダンスや柔道、剣道などの武道などを行う学校もある。(公立小中高校のプール設置率:全国平均 小学校73%、中学校63%、高校56%。1983年文部科学省の調査による)《→学校施設》
 これらの競技のほか、特に小学校では、集合、整列、方向転換など、団体行動の方法も学ぶ。体育は、その時間の前の休み時間に体操服に着替えて行う。体操服は学校が指定することが多い。
 保健の授業では、心身の健康、環境問題などについて学ぶ。




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