短期海外研修で訪問するカナダの交流校の生徒に日本のことを紹介しよう
中学3年から高校2年までの生徒で構成される海外研修参加グループが事前研修として実施。カナダの生徒に日本のことを紹介するパワーポイントを作成し、英語で紹介するとともに質疑応答できることが目標。プレゼンを通して自文化について再発見し、情報を発信して積極的に交流する態度も養う。
Category
- 言語
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- 英語
- 対象
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- 中高生
- 活動タイプ
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- プレゼンテーション
- 交流
- 資料制作
- 資料調査
- アウトプット
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- スライド
- 台本
- 話題分野
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- 地域社会と世界
- 学校生活
- 自然環境
- 趣味と遊び
- 食
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単元目標
学習レベル2~3
○ カナダの生徒に日本のことを紹介するパワーポイントを作成し、英語で紹介することができる。またそれについて質疑応答できる。
<この単元案のセールスポイント>
生徒たちがプレゼンを通して、自分たちの住んでいる地域のことや日本の文化などを再発見し、情報を発信する力を養うことができます!
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
現在実践を始めたところです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
カナダへ語学研修へ行く生徒たちが、日本のことを紹介するプレゼンテーションを行うことで、英語力、プレゼン力の向上を目指すとともに、異文化理解や自己文化の再認識、そして積極的にコミュニケーションをしようとする態度を養うことができると思ったからです。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
各グループの構成が中学3年から高校2年までの、異なる学年の集団なので、教師が教えるという授業のスタイルとは違い、グループ内で相談したり、教えあったりして自分たちで作り上げました。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
授業ではなく、研修に参加する異なる学年の集団のため、中学校で習った英語で表現できることを目標としました。評価基準を設けたことで自分の学習成果が明確になり、今後の英語学習意欲の向上にもつながると思います。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
高校の英語では、大学受験を控え、プロジェクト型の学習を進めることが難しいです。しかしめやすの考えを導入し、評価基準を生徒にも提示すれば、評価もきちんとでき、生徒にとっても学習のモーティベーションが上がるのではと思います。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、和歌山県立橋本高等学校教諭(英語/中国語担当)。