大学のおもしろいところを紹介しよう!
大学のおもしろいところを紹介するビデオを作成し、日本にいる留学生や国にいる友人などに見てもらうというプロジェクトである。ドイツ語教師の実践を参考に日本語のクラス用にアレンジしているところが興味深い。実践者から「成果物がビデオなので、いつまでも残って思い出になります。作るのは大変ですが、作ると一生ものですので、ぜひチャレンジしてください!」というメッセージが寄せられている。
Category
- 言語
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- 日本語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- 作品制作
- アウトプット
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- コメント
- メールや手紙
- 動画作品
- 台本
- 語彙リスト
- 話題分野
-
- 自分と身近な人びと
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単元目標
○ 大学のおもしろいところについて、日本語でクラスメートに紹介することができる。
○ 分かりやすくて、おもしろいスピーチのビデオを作ることができる。
○ 自分のビデオにコメントを書いてもらうよう、メールで書くことができる。
○ クラスメートのビデオを聞いて理解し、コメントを書くことができる。
<コミュニケーション能力指標>【話題分野】自分と身近な人々 学習レベル3
3-a 自分や身近な人の特徴について、口頭でまたは書いて紹介しあうことができる。
3-b 好きなことやもの・人について、その理由を含めて、口頭でまたは書いて紹介しあうことができる。
3-c 自分の経験について、語りあったり、書いて伝えることができる。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
はい、2016年に実践したものです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
ドイツ語の先生が同じような活動をされているのを見て、私も授業に取り入れてみようと思いました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
ビデオをとるのは大変だったけれど、楽しそうに活動していました。
ペアでの活動だったので、うまく協働活動ができていないペアは個人で活動したかったという意見も得られました。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
二人で協力していい成果物を出して、チームワークの力をつけてもらいたかったのですが、質問3の答えのような意見をもらってしまったので、それぞれ協力しあうことの意味などを教室内で話し合えればと思いました。学生個人個人の性格もあるので、それに合わせてプロジェクトワークも進めていけたらと思っています。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
編集作業はできる学生がやってしまいがちなので、どうやって役割分担するのか、一人に仕事の量が集中しないように気を付ける必要があると思いました。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、大阪大学非常勤講師。