資料室

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授業づくりに役立つ15話題分野、中韓2言語、4つのレベル別のCan-do指標一覧と3領域の学習内容例に加えて、プロジェクトメンバーが作成したサンプル単元案を掲載しています。

コミュニケーション能力指標 韓国語

使う際の留意点

話題分野

◆15の話題分野は、外国語のカリキュラムで初級から比較的よく使われる順に挙げている。

話題分野一覧

◆基本となる話題分野を設定して、そのなかから学習目標とする指標を選択する。複数の話題分野から指標を選択して授業を設計することもできる。

◆クラスの状況に合わせて話題分野のトピックスの内容を組みかえて使用することも推奨される。

言語運用レベル

◆各話題分野の指標一覧では、言語運用能力指標の言語運用レベルの段階を1から4の数字で示している。コミュニケーション能力指標は内容標準なので、常に各言語レベルの到達度を示す能力標準である「言語運用能力指標」とセットになっていることに留意されたい。

言語運用能力指標とは

◆各レベルの指標の冒頭にある1-a、1-bなどの番号は、引用するときに便利なように、便宜上振ったものである。

◆クラスの言語レベルを設定して、そのなかから学習目標とする指標を選択することが基本となるが、複数の言語レベルから指標を選択することも推奨される。

指標の表示

◆各話題分野および各言語レベルにおける指標の数は異なっている。よく使われる身近な話題分野ほど取りあげた指標は多い。

◆中国語、韓国語ともに、日本の高校生を主な学習者と想定しているため、指標の多くは共通になっている。ほかの言語の参考にもなりうると考えられる。しかし、言語や文化の固有性や日本語との関係性も考慮し、独自の指標を選定したり、独自の事例を付けたりしている。

◆指標はコミュニケーションモードを踏まえ記述されている。指標を活用するときは、それが対人(話す・聞く、読む・書く)、解釈(聞く、読む)、提示(話す、書く)の、どのモードで記述されたものかを常に念頭に置くことで、指標と実際のコミュニケーション活動を関連づけることができる。また、あるモードで提示されている指標をほかのモードに変えて使用することもできるが、この際には学習者のニーズに合った指標を作ることが望ましい。

コミュニケーションモードとは

◆一部の指標のうしろには、異なる言語運用レベルに似た指標がある場合の考え方の違いや、指標達成に必要な文化領域の学習内容のヒントを示した。

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