撮影と交流の記録・広島県
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ダニエルはホストファミリーと一緒に柔道の練習へ。
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かき氷機を回すエミリー。「日本のかき氷って、おいしい!」
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庄原格致地高校での歓迎会。写真部のみんなが手作りのお料理を用意してくれました。
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午後は庄原の職人さんの取材へ。判子づくりの様子を撮る、さわことダニエル。
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印鑑を彫っている手元を熱心に撮影するダニエル。手彫りの印鑑もあれば、レーザー光線を使って加工したゴム印もあることを知り、匠の技と最新技術が日本の伝統文化を支えていることに、ダニエルはとても感心していました。
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表具屋さんが華麗な手さばきで、襖を張替えているところ。
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広島チームの通訳・なっちゃん(左から2人目)。常にダニエルとエミリーのそばにいて、細かな気を配ってくれました。
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ダイナミックに畳の張替え作業をする畳屋さん。
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事務所で冷たい麦茶をごちそうになりました。
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すぐ目の前で、真っ赤に熱せられた鋼をハンマーで打つ鍛冶屋さん。ふだん身近にある様々なものというのは、こうして誰かの手によって生み出されているんだという、その事実の重さを感じた瞬間でした。
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鍛冶屋さんの工房の前での記念撮影。
昨晩から今日の午前中まで、4人はホームステイを体験させてもらいました。特に海外から来たダニエルとエミリーにとっては、充実した体験になったようでした。エミリーは、近所の保育園に案内してもらって、小さな子どもたちを実にイキイキと撮っていました。笑顔がとても素敵なエミリーにカメラを向けられた人は誰だって、自然と笑顔になってしまうんじゃないかと思います。子どもたちに向かって「かわいぃ~」を連発しながら、写真を楽しそうに撮っているエミリーの姿が、写真を見ると目に浮かんできます。
午後は、畳屋さん、鍛冶屋さん、表具屋さん、判子屋さんの取材へ。誰もが、プロ職人の見事な技を食い入るように見つめていました。判子屋さんを訪れたダニエルは、手ぼりの印鑑制作の様子とレーザー光線で印鑑を作る機械を見て、職人の技に加えて最先端の技術を用いることで、日本の伝統文化である印鑑が作られていることに感動していました。ダニエルは化学などの理系分野に造詣が深く、鍛冶屋さんが解説してくれた鋼や鉄の知識もすぐに理解していました。また、彼は写真に関する知識や経験も豊富で、プログラム中は常にタフに行動し、様々なことに深い関心を示しながら、鋭い視点で写真を撮っていました。