資料集

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授業づくりに役立つ15話題分野、中韓2言語、4つのレベル別のCan-do指標一覧と3領域の学習内容例に加えて、プロジェクトメンバーが作成したサンプル単元案を掲載しています。

日常生活

グローバル社会領域

グローバル領域における「わかる」力とは、社会の一員としての責任を自覚し、21世紀のグローバル社会の特徴や重要な課題を理解することです。この社会を生きぬくために必要な21世紀型スキルは何かを理解し、それらを身につけることが必要だと認識することも目標としています。

21世紀のグローバル社会の特徴や重要な課題を理解するために、学習対象言語の違いに関係なく、取り上げるといい事象例とその扱い方を紹介します。

文化領域の学習同様、これらクローバル社会の事象や課題をクラスで扱うときには、無理して学習言語にする必要はなく、学習者の経験、既習知識を利用するためにも日本語を使ったほうがいいと考えます。それによって学習対象言語での活動が深まり、学習が促進されます。と同時に、学習者の日本語の能力も上がり、学習対象言語の能力の獲得との相乗効果が生まれます。


事象例とその扱い方

  1. 英語を含む、他の国の言語、文化を理解することがグローバルの問題を解決するのに重要であることを理解する。
  2. グローバル社会で経済、金融、ビジネスが重要な役割を果たすことを理解し、自分に関する経済的決定を下す能力を養うことが重要であることを認識する。
  3. 生産性を上げたり、自分の仕事を有意義なものにするために、ビジネスの決定を下す能力を養うことが重要であることを認識する。
  4. 政治、経済の情報に通じ、世界、国家、社会がどのように動いて行っているかを知ることの重要性を認識する。
  5. グローバル社会の市民として、地域、国家、世界で市民としての義務を果たすとともに、権利を行使することが重要であることを認識する。
  6. 地域、国家、世界がどのように関連しているかについて理解する。
  7. グローバル社会の発展のために、食品、健康、衛生の知識が必要であることを認識するとともに、それらに関して決定を下す能力を得ることの重要性を理解する。
  8. グローバル社会での通信、交通の重要性を理解する。
  9. グローバル社会では情報が氾濫しているが、情報を正しく取捨選択し、また、正しい情報を得て、決定を下すことの重要性を理解する。
  10. グローバル社会では、広い意味での環境が人間生活に大きな影響を与えていることを理解する。
  11. グローバル社会では、人口問題、少子化、老齢化、エネルギー問題、食糧問題、人権問題、テロリスト問題などが存在し、いろいろな影響を与えていることを理解する。
  12. グローバル社会の抱える問題を調査し、分析することが問題点を解決することにつながることを理解する。
  13. これからの問題を解決するために、多国間で、また、異文化を持つものたちが協働していかなければならないことを認識する。
  14. グローバル社会で生き残るためには多様性を尊重する必要があることを理解する。
  15. グローバル社会の問題を解決するために、科学、テクノロジーが重要な役割を果たし、それらを正しく有効利用していくことの重要性を認識する。
  16. グローバル社会を生きぬくために、教育が重要な役割を果たすことを認識する。
  17. 異文化社会で円滑に生きるために、地球に住む誰もが幸福に生きる権利を持ち、それを尊重することが重要であることを認識する。
  18. いろいろな面で複雑になるグローバル社会で、異なる信念、価値観、性的志向、言語、文化、個性を持つ人と共存することが重要であることを認識する。
  19. 異文化を持つ人たちと接する中で、異なる文化、美的感覚、文学観、音楽観、芸術観を持つ人たちと共存することが重要であることを認識し、自分のそれと異なるものを尊重することをめざす。

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文化領域

事象例

  • a. 生活習慣(挨拶行動、宗教的習慣、起床・就寝時間など)
  • b. 自分や友だちの部屋-ホームステイ先の部屋などにあるもの
  • c. アルバイト・ボランティア(内容、勤務・活動時間、時給、場所など)
  • d. 家族内の家事分担
  • e. 家族のルール(門限など)
  • f. 小遣い事情
    携帯電話(使用頻度、使用料、相手、目的) 小遣い事情(金額、使い途、獲得方法)
  • g. 日常生活の悩みと解決法
    日常生活全般について、日本と韓国との相違点と共通点について着目する。また、その文化的背景や歴史的背景を探り、おおよその傾向であることや地域性や個人(家庭)差があることにも気づく。

【扱い方のポイント】

  • a. 以前は強い家父長制の上に成り立っていた。家族法改正によって夫婦平等・男女平等が実現し、大きな変化がもたらされた。しかし伝統的な家族観や儒教規範も根強い。
  • b. 住居の形式(アパート・マンション、伝統的家屋)や地域性(都市部か農村地域か)によって、部屋の置物が異なることも理解する。一方で、日本独特のもの(神棚や床の間の置物など)と韓国の置物の形状や色彩に着目する。
  • c. 韓国全教組の調査によると、「2011年6月6日から17日まで、全国の高校生1681人(人文系695人、専門系874人、特別目的高校11人、総合高53人)にアルバイトの実態を調べた結果、最近1年間にアルバイトをした学生は625人(37.4%)」ということが分かった。つまり、韓国の高校生の1/3以上はアルバイトの経験があるということになる。アルバイトの理由の大半は経済的な問題からである。しかし、その待遇、とりわけ給与はそれほど恵まれていない。
  • d. 家事の手伝い
    よくする31.8%、時々する54.0%、あまりしない13.1%、しない1.2%。
  • e. 家族独自のルールなのか、韓国や地域に根付いたルールなのかを見極める必要がある。
  • f. 携帯電話のマナーについて、日韓の相違点を知る。その違いについては文化的な背景があることに気づく。
    韓国の高校生の小遣い事情は次の通りである。
    定期的にもらっている44.3%、必要な時だけもらう52.2%、もらっていない3.4%。「自由に使えるお金の額」「ほしい小遣いの金額」が「20,001~60000원」で多く、50%近くとなっている。
  • g. 韓国の人びとは、人の目を気にするよりも自分の感情に素直に表出する傾向がある。また、友人間のつながりは深く、個人的なことや家族のことも日常的に相談できる環境にある。一方で、家族関係や血縁など、縦の関係は暗黙のプレッシャーになることもあることに気づく。

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言語領域

語彙例
-번 되다 샤워하다 열량
-시 드라마 서다 열쇠 즐겁다
-월 듣다 선물 영화 지겹다
-일 들어가다 선배님 영화관 지난 주
가깝다 들어오다 성인 예쁘다 지다
가다 소개팅 예의 지키다
가르치다 리모컨 소개하다 예정 지하도
가방 리스트 소모되다 오늘 지하철
가족 마시다 소파 오다
갈아입다 마음 손님 오전 오후 집단
갈아타다 마트 쇼핑 외롭다 집안일
감사하다 만들다 수동 요리 짓다
거절 만화 수업 요일 찜질방
걱정 말리다 수영하다 용품점
말하다 수요일 우산 창고
계속하다 매년 숙제 우산꽂이 창문
계획 매일 쉬다 운동 창피하다
고맙다 먹다 스케줄 움직이다 채널
고민 멀다 스키장
곤란하다 멋있다 스트레스 월급 청소
공부하다 메일 슬프다 월요일 청소하다
교통가드 모델 유행 쳐다보다
교회 목요일 시간 음악 출근하다
구두 목욕탕 시골 의미하다 출발하다
귀엽다 시급 이기다 친구
금요일 무겁다 시장 이야기하다 친밀하다
급식 무슨 시합 이용하다 친하다
기다리다 식당 이유 카트
기숙사 문자 메시지 식사 이해하다 커피
기회 문화 신다 인터넷 크다
깨다 묻다 신문 크럽 활동
꼼꼼하다 바구니 신발 일상생활 타다
끌다 바꾸다 신발장 일요일 태어나다
끝나다 바쁘다 심하다 일정 택시
나가다 발표하다 싸다 일주일 텔레비전
나쁘다 싸우다 일하다 토요일
나오다 쑥스럽다 읽다 통학 시간
남동생 방과후 쓰다 있다 통화하다
남자 방학 쓰레기 자다 퇴근하다
낮잠 배우다 씻다 자리 틀다
내일 버리다 아드님 자취생활 팔다
넓다 버스 아르바이트 작다 편지
노래방 보내다 아버지 잔소리 편하다
놀다 보다 아침 잡다 피곤하다
놀라다 보드 안녕 장래 하다
뉴스 보이다 안타깝다 재미없다 학원
늘어나다 보통 앉다 재미있다 한국말
늦다 부드럽다 알다 저녁 한정되다
늦잠 부모님 약속 저번 할인점
다녀오다 어머니 저번 달 해소
다니다 불편하다 어제 전철 핸드폰
다이어트 비싸다 언제 전화 핸드폰 줄
닦다 사과하다 얼굴 절약하다 형제
닮다 사귀다 엄격하다 점심 혼나다
당황스럽다 사우나 없다 정류장 화요일
대답 사이 없애다 정리하다 화장하다
데리다 사장님 엘리베이터 조심하다 확인
도착하다 살다 여동생 졸리다 회식
돌아가다 새롭다 여자 좋다 효과
돕다 생각하다 주다 휴대폰
동생 생기다 연락 주말 PC방
동아리 생활   주위 텔레비전

表現例

1-a. 1日の生活の基本的なあいさつができる。

  • ・안녕하세요.
  • ・다녀오겠습니다.
  • ・다녀왔습니다.
  • ・안녕히 가세요.
  • ・안녕히 계세요.
  • ・안녕!
  • ・이따가 봐.
  • ・잘 자.

1-b. 1日の生活行動(何時に何をするか)について、会話できる。

  • ・몇 시에 일어나요?

1-c. 1週間の生活行動(何曜日に何をするか)について、会話できる。

  • ・토요일은 4시부터 아르바이트를 해요.
  • ・저는 매일 운동해요.

1-d. 普段持ち歩いているものや身につけているものについて、会話できる。

  • ・이 핸드폰은 와타나베씨 거예요? 핸드폰 줄이 예뻐요.

1-e. 予定(いつ何をする)を、メモにして伝えることができる。

  • ・8월은 시골에 가요.

表現例

2-a. 日常の生活行動(1日単位または1週間単位)について、その頻度や時間の長さなどを含めて、口頭で紹介しあうことができる。

  • ・저는 보통 7시에 학교에 가고 운동을 해요. 그리고 수업이 끝난 후에 또 운동해요.

2-b. 1日、1週間単位の予定や報告(何曜日に何をするか/したかなど)を、簡単に、口頭でまたは書いて伝えあうことができる。

  • ・방과후에는 친구랑 놀거나 학원에 가요.
  • ・저는 여자친구랑 일주일에 한 두 번 만나요.

2-c. 日常生活の様子(忙しい、楽しいなど)について、会話できる。

  • ・매주 보는 한국 드라마가 재미있어요.

2-d. その日にしたことを、箇条書きで記録できる。

  • ・토요일: 다른 학교와 시합을 했는데 우리가 이겼어요.

2-e. カレンダーに書かれた予定を、だいたい理解できる。

1
3.1절

2
입학식
3 4 5
6


7 8 9 10 11 12
13 14
2학년 수학
여행
15
2학년 수학
여행
16
2학년 수학
여행
17
2학년 수학
여행
18 19
20


21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
개교
기념일
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