「外国語学習のめやす」的実践が立命館大学の紀要で報告されました
TJFは、「めやす」を取り入れた実践者育成の一環として、2013年度より8言語の担当教員を対象に「マスター研修」を実施しています。第一期研修の修了者である田原憲和先生(立命館大学/ドイツ語)が、「めやす」的手法を生かして取り組んだ実践研究の成果を、大学の紀要に投稿しました。ご覧ください。
Category
- 言語
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- ドイツ語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- アウトプット
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- 話題分野
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掲載誌
『立命館高等教育』第15号の「実践研究」カテゴリー
論文のタイトル
ドイツ語授業における「めやす」概念を活用した「つながり」の学習効果の考察
論文要旨
1 回生時の初修外国語授業では知識の集積が最重要課題である。しかし、限られた時間や知識量であっても、学習言語の先にある世界を知り、それに触れることは、学習のモチベーションを保つためにも非常に重要である。そこで、つながりの実現を目指した外国語教育を提言している「外国語学習のめやす」の概念を導入して行ったプロジェクト型授業の実践例から、「つながり」を主眼に置いた授業を提案するとともに、「めやす」の課題も指摘する。
以下のリンク先にて電子媒体で公開されます。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/ac/itl/outline/outline_publication.html
こちらからもPDFのダウンロードができます。
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田原憲和先生の授業実践は、本webにも掲載されています。
執筆者
1987年6月に講談社、王子製紙、大日本印刷、凸版印刷、日本製紙、三菱東京UFJ銀行、計6社の出捐によって設立された事業型財団で、2011年4月に公益財団法人移行しました。国内外の学校、教師、行政機関、民間団体と連携して、日本と海外の子どもたちが互いのことばと文化を学び、交流する場をつくる事業を中心に行っています。
誰でもナビの記事リスト
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- 「めやす」とCEFRやNSとの関連
- 「外国語学習のめやす」資料集の活用について
- あるルーブリック評価の問題点と改善案
- 「ブレンディッド・ラーニング」が示唆する「つながる学び」
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